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R7第一回NFA恒続林研究部会

 新年度の第一回恒続林研究部会活動が始まった。この部会活動を始めて6年目だがみなさん熱心に活動してくださり楽しい活動になってきている。

 本日は、来年度の活動予定地の測量と、シーズン1で行なった3年間の活動現場の植生回復調査を実施した。

 まず、測量はここのところ急に進歩してきている最先端の測量技術GNSSを活用した測量を実施。なかなかのスピードで正確な測量が実施できる。昔はナタを振り回しブッシュを切り開いていかなければケン縄(メジャー)を引っ張ることもできなかったんだけど、今はアンテナさえ運べればどこでも瞬時に測量ができる・・・素晴らしい。

 測量の後は、4年前に行った孔状画伐と間伐による植生の移り変わりを目視で観察した。

 林床をよく観察すると、ランなどの草本の多様性も増しているが、高木のウワミズザクラやヤマザクラの侵入も確認された。薄暗いヒノキの過密林分がこのように多様性を得て変化してくれているのは大きな成果だと思う。

 活動初年度(2020年)に毎木調査を実施し作成したマルテロスコープで選定した「将来木」の成長調査も行った。当面のライバル木を間伐したのが4年ほど前なのだが、将来木が胸高直径で2~3cm肥大していた。驚きだ!こうしてデータを積み重ねることはかなり意味があると感じた。




 
 
 

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