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第15回 明日の奈良の森を考える学習会

 奈良県を代表する第森林所有者が組織する「奈良県林業倶楽部」と「奈良県森林総合監理士会」が共催で学習会を開催した。

 講師に林業界では知らない人はいない速水亨さんをお招きして「NetZeroとNature Positiveの時代に向かう林業」のお話をいただいた。いろいろなデータをご紹介いただいたが、中でも驚いたのは、奈良県の森林整備事業の殆どが「間伐」であるということ。まぁ。間伐事業しかしていないなぁという感覚はあったが、他の地域ではこうではないということに少々驚かされた。

 資源の循環という意味では皆伐再造林もありなんだと思うが、他の地域の皆伐跡地への再造林が平均35%程度しか実施されていないことにも驚いた。なんだかそれが当たり前のように語られることもなんだかおかしいと感じる。森林法はなぜそこで機能しないのか????

 貴重なお話をたくさんいただ気、良い経験をさせて頂きました。(詳細はフォレスター通信で報告)学習会の後の交流会もいろいろな方々と久しぶりにお会いできて本当に充実していました。参加者が多くて全ての方々とご挨拶ができなかったことは少々残念でした。

 今回は、森林総合監理士会の若手二人が企画、運営してくれたので本当に良かったし、会としても次の世代が頑張ってくれることが一番嬉しい。いろいろな意味で良い学習会でした。



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